ヨハネ園でコンサート

ヨハネ学園でのコンサート終了。
昨日の晩、曲の流れをもう一度イメージしなおしているうちに、
他の曲が浮かんできて、
突如2曲、みんなで歌う曲を加えた。
みんなで歌うにしても、やはり、緊張と緩和の流れを大事にしたいので、
ぐっと盛り上げる役目として、四季の歌を入れることとし、
盛り上げの要素として、
4番のあとの「らららら」のところから転調して、手拍子をしてもらいながらユダヤっぽくどんどんテンポを上げて数回繰り返すことにした。
ぶっつけ本番だったけど、ヴァイオリンがその雰囲気を醸し出してくれて、まるでチャルダーシュのコーダのようになって、思惑通り。
そして、このあとMCなしで「エーデルワイス」の静かなゆったりとした前奏を入れたら、
それまでざわついていた会場も、しん、と静まり、
穏やかな景色の中に包まれているような気持ちになって、
心地よくピアノが響き、ヴァイオリンの音も伸びやかに響いた。
後ろから美しい声も聞こえてきた。


後半の、少年時代+パッフェルベルのカノン は、利用者さんのベルの音色も加わる。
はじめはトーンチャイムを使おう、と考えていたが、
ベルのほうが鳴らし易さがあったようで、これもベルで正解。
ベルが入ったあとは、会場との一体感が感じられ、不思議な温かさがあった。
こういう雰囲気が嬉しい。


その後、フィドルっぽくヴァイオリンのソロが入って手拍子を加えてもらい、世界にひとつの花 へ。
楽曲中間で手拍子に支えられながらピアノでソロを思いっきりしようと目論んでいたのだけれど、
最初の打ち合わせと違ったところからヴァイオリンが参入してきて、
え??っとなって、戸惑った。
でも、結果として それもよかったように思う。


予定外のことがたくさん起こったし、
ミスも多々あったけど、
これまで何回か音合わせをしながら練り上げてきたものが、なんとかまとまったし、
終了後に達成感を感じることができたので、きっといいコンサートになったんだと思う。
何よりも、利用者さんたちの楽しそうな様子や、職員さんの協力が嬉しかった。
今日の機会を開いてくれたkさん、施設長さんに感謝!



外から来てくださった方々もありがとうございました☆